脂肪吸引で後悔する人も!脂肪を残すことも考えてくれるクリニックを選ぼう
脂肪吸引は即効性があるため、劇的な変化を期待する方に人気です。
しかし、脂肪を取りすぎて後悔しているという症例も多いため、ある程度脂肪を残すことも大事ということを知っておく必要があります。
ここでは、脂肪細胞や脂肪吸引をやりすぎてはいけない理由についてお話したいと思います。
脂肪細胞の数は特殊なケース以外は増減しない
“太る”“痩せる”は、脂肪細胞のふくらみと縮みが関係しています。
脂肪は、脂肪細胞が集まってできており、思春期に多少増えることがありますが、数はだいたい3歳くらいまでにほとんど決定します。
そのため、成人の場合、増殖型肥満などを除き、脂肪細胞が増えたり減ったりすることはないといわれています。
つまり、脂肪細胞の数自体に変わりはないため、ダイエットをして痩せても脂肪細胞が縮んでいるだけです。
暴飲暴食や運動不足の状態が続けば、再び体内の脂肪細胞が膨らみ、リバウンドしてしまう可能性があります。
脂肪吸引で後悔したいためにはある程度の脂肪を残すことが大切
脂肪吸引の失敗例として、脂肪を除去しすぎて後悔されている方がいます。
脂肪がなくなってしまうと筋肉と皮膚だけになりとしたゴツゴツと骨ばった貧相な印象になってしまうため、慎重に脂肪吸引をしてもらい、美しいプロポーションを保つための脂肪を残してもらうことが大切です。
脂肪吸引では、体内にある脂肪細胞を吸引するため、脂肪細胞自体を減らすことができます。
「脂肪細胞があるとリバウンドするかもしれないのであれば、全部の脂肪を取ってほしい」という要望をされる方がまれにいますが、脂肪細胞は3歳くらいまでに数が決まると、それ以降増減することがほとんどありません。
すべてを除去してしまうと再び作られることがないため、脂肪吸引をおこなっているクリニックでは、すべての脂肪を除去することはありません。
そもそも女性のやわらかい印象やプロポーションは、脂肪があって成り立っている部分もあります。
すべてを除去すればよいというものでもないので、希望のボディーラインをカウンセリングや問診の際に伝え、適度に脂肪を残す治療をしてもらいましょう。
脂肪吸引は、ピンポイントに脂肪を除去することもできるため、ダイエットやエステなどでは難しいとされている部分痩せも叶います。
皮下脂肪が気になりやすいお腹周りや太もも、ヒップなどに加え、頬や顎といった顔にもおこなえるので、痩せたいと思う部位がある方におすすめです。
脂肪吸引を利用して適度に脂肪を残して美しいプロポーションに整えつつ、運動や食事を見直して健康的な生活を心がけ、理想の体型をキープしましょう。