ヒゲ脱毛 メディオスターNeXT PRO
メディオスターNeXT PRO
ヒゲ専用の痛みの少ない先進脱毛器
今までのレーザー脱毛は、毛根といわれる深い部分にある細胞を破壊することで脱毛を行ってきました。しかし、「バルジ領域」という毛根より浅い部分にある細胞に、脱毛のターゲット(毛が成長するための基幹細胞)があることが発見されました。
当院でヒゲ専用に使用しているメディオスターNeXT PROは、毛根に栄養を与える「バルジ領域」を破壊することで脱毛を行う新しい方式のレーザー脱毛です。
従来のレーザー脱毛は黒色に反応するレーザー光線の特性を利用して、毛根のメラニン色素(黒色)を狙って熱破壊していました。そのため、産毛や細い毛、金髪など黒い色が少ない毛には反応しにくいことがありました。また、日焼けをした肌や色黒の肌の方はやけどの可能性があるため、脱毛が受けられないこともありました。
当院のメディオスターNeXT PROは、色ではなくバルジ領域をターゲットにしているため、日焼けした肌の方、産毛・薄い毛(白髪・ブロンドは脱毛不可)の方でも施術が可能です。
男性は日焼けをされている方や、痛みに弱い方が多いですので、その点でもメディオスターNeXT PROは男性のヒゲ脱毛に向いています。
ヒゲ脱毛に向いてるポイント
Point.1 痛みが少ない
従来のレーザー脱毛は、黒色に反応するレーザー光線の特性を利用して、毛根を熱破壊することで脱毛を行いますので、レーザー照射により毛根が熱破壊されたときに衝撃が発生し、それが痛みの原因となっていました。
メディオスターNeXT PROは、スムースパルステクノロジーという「蓄熱式」の脱毛を行っていきます。バルジ領域にある細胞は65℃で脱毛ができるため、一定の出力を何度も重ねて徐々に肌内部の温度を上げていく(蓄熱式)方法です。毛根よりも浅い層に存在するバルジに対して、ダイオードレーザーを細かく照射し部位に蓄熱を行うことでバルジを破壊します。やけどのリスクが下がり、痛みも少なくなります。特に「脱毛が痛い」と言われる鼻下などでも、大幅に痛みが軽減されます。
Point.2 肌ダメージが少ない
一定の出力を何度も重ねて徐々に肌内部の温度を上げていく「蓄熱方式」のため、徐々に熱が皮下に溜まり暖かくなります。そして照射を続けると、真夏の直射日光に照らされたような「ジリジリ」とした熱さを感じます。この熱はバルジにダメージを与えるために必要なものです。しかし、必要以上の熱は患者さまのストレスとなります。
メディオスターNeXT PROのハンドピース(照射ヘッド)には、熱によるストレスを軽減するために、強力な冷却装置が付いています。この冷却装置は金属のパネルが冷却水により5℃~6℃に冷やされたもので、照射患部の熱をすばやく緩和します。
施術中は「熱い」と感じるよりも、冷却装置の冷たさを感じることが多いかもしれません。
Point.3 脱毛期間が短い
メディオスターNeXT PROは、バルジに対してダメージを与えます。
バルジは「毛周期」に関係なく存在しているため、「退行期」「休止期」にも、毛(メラニン色素)があれば脱毛効果があります。これにより、無駄の少ない効率的な脱毛スケジュールが可能となるため、施術開始から終了までの期間を短くすることができるのです。
脱毛に必要な期間が短縮されることで、患者さまの負担を軽減することができます。
他のレーザー脱毛との違い
無駄の少ない照射
従来のレーザー脱毛は、黒色に反応するレーザー光線の特性を利用して、毛根を熱破壊します。レーザー光エネルギーが黒色に反応し熱エネルギーに変わることで脱毛を行うのです。
そのため、毛根にレーザー光が到達する前に、毛に反応してしまうことがあり、十分に照射できない可能性があります。
ダブルパルステクノロジー
より効率的に熱を届けるために、810nmと940nmの2種類の波長のレーザーを照射することができます。810nmのレーザー光は、毛包(毛根)付近への蓄熱を行います。940nmのレーザー光は、それよりも浅いバルジ付近への蓄熱を行います。2種類の波長のレーザーを照射することができるため、日本人やアジア人の肌でも深部に到達し、より効果的に毛の再生を阻止することが可能となります。
よくある質問
Q蓄熱式脱毛はレーザー脱毛ですか?
A蓄熱式脱毛はダイオードレーザー脱毛機です。
「ダイオード(半導体)」を触媒とするレーザーを照射することにより蓄熱を行うため、レーザー脱毛として分類されております。
Q従来のレーザー脱毛とメディオスターNeXT PROではどちらが早いですか?
AメディオスターNeXT PROの方が痛みが少ないため、痛みが原因でレーザー照射を中断することがほとんどありませんので、施術が早く終わります。
毛周期後期のレーザーの打ち漏らしも少なく、日焼けをした肌へも低出力照射などを行う必要がなく施術できるので、従来のものよりも早く脱毛が完了します。
Q脱毛間隔・期間が従来のレーザー脱毛より短いのはなぜですか?
Aバルジ領域をターゲットにして脱毛することで、毛周期後期の打ち漏らしがなく、脱毛効率がとても高いため、短期間で完了します。
Q照射時はどのくらい痛みますか?
A痛みよりも「熱」に近い感覚が生じることがあります。
「蓄熱式」は皮下に熱をレーザー照射により溜めていきます。それにより、真夏の強い日差しが当たっているような熱さを感じることがあります。
また、ヒゲ自体にレーザー光が反応することもあり、その時に剃り味の悪いカミソリの刃に引っかかっているようなチクチクした感覚が起こることもあります。
Qヒゲは照射後すぐに抜けるのでしょうか?
A照射後にすぐヒゲが抜けることはありません。
他のクリニックでは蓄熱式脱毛を行うとヒゲが抜けると説明しているところもありますが、そもそもヒゲを再生させない作用がある脱毛方法なので、ヒゲが抜けることはありません。
Q照射後に肌荒れが起きることはありますか?
A通常のレーザー脱毛では、レーザーエネルギーを集中させて照射し熱衝撃を与えます。
しかし蓄熱式はそのような方法とは異なり、照射後の赤みも少なく、毛嚢炎(細菌によるニキビのような炎症)の発生も起こりにくいので、肌へのダメージが少ないです。
Q脱毛後に赤みが出ることはありますか?
A従来のレーザー脱毛機より、施術後に肌の赤みが出ることは少ないです。
従来のレーザー脱毛ではレーザー光を集中させ毛根を熱破壊するため、施術直後、肌に赤みが出る場合がありました。しかし、メディオスターNeXT PROはレーザー光の照射を断続的に行うため、急激なダメージが発生することがなく、施術後に赤みが出にくいです。
Q脱毛によって毛嚢炎(ニキビのような炎症)はできますか?
AメディオスターNeXT PROは毛根の熱破壊によるダメージが少なく、毛嚢炎がほとんど発生しません。レーザー脱毛をすると急激な熱破壊が起こり、傷付いた毛穴に細菌が感染し、ニキビのような炎症が起こりますが、メディオスターNeXT PROは急激な熱破壊を起こさないので、毛穴が傷付くことが少なく、毛嚢炎はほぼ発生しません。
しかし、まれにではありますが毛嚢炎が発生することもあります。その際には抗生剤を処方いたしますのでご安心ください。
Q日焼け肌(褐色肌)でも脱毛することはできますか?
A蓄熱式レーザー脱毛なので脱毛することが可能です。
従来のレーザー脱毛では、毛の黒色に反応させて熱破壊を行っていました。それにより、レーザー光が肌のメラニン色素にも反応してしまい、火傷をすることがあるので、日焼け肌の脱毛は避けていました。しかし、蓄熱式脱毛は、急激な熱破壊を行いません。火傷のリスクが大幅に改善されているため、日焼け肌にも施術することが可能です。
Q産毛まで脱毛することも可能でしょうか?
A蓄熱式脱毛は産毛の脱毛も可能です。色素が薄く細い産毛はレーザー光が反応しづらく、レーザー脱毛には向かないと言われており、脱毛効果が期待できない上に硬毛化という毛が太くなる症状が出る場合もあります。しかし、蓄熱式脱毛は蓄熱ダメージを毛包とバルジへ与えるため、産毛でも効果があり、硬毛化が発生することはほとんどありません。
Q鼻毛を脱毛することはできますか?
Aハンドピースのレーザー照射部の形状的に鼻毛脱毛はできません。
メディオスターNeXT PROはハンドピースのレーザー照射部を接触させることができればどの部位の毛にも有効ですが、鼻腔にはレーザー照射部が入らないので、鼻毛の脱毛はできません。
Q脱毛ができない場合はどのような時でしょうか?
A急激に日焼けした直後や、白髪、ブロンドなどは脱毛ができません。
蓄熱式脱毛は日焼け肌にも脱毛することが可能ですが、急激に日焼けした直後は肌の安全を考え、施術をお断りする場合があります。また、白髪やブロンドの場合は蓄熱ダメージを十分に与えられないため、施術をすることができません。
Q永久脱毛はできますか?
A従来のレーザー脱毛機と同じく、永久脱毛が可能です。
日本には「永久脱毛」の定義がありませんが、米国FDA(食品医薬品局)が定めた「レーザーを3回照射後、6ヶ月が経過した時点で照射前から67%以上の毛が減っている」状態を、美容外科での「永久脱毛」として定めています。
このFDAの検査をクリアし「永久脱毛が可能な脱毛機」と認定されたものを導入しております。もちろんメディオスターNeXT PROもこの定義をクリアした「永久脱毛」が可能なレーザー脱毛機です。
Q新規導入のレーザー脱毛器を開発したメーカーはどのようなメーカーですか?
Aレーザー治療機器を数多く開発し、長年の実績がある美容光学機器メーカーです。
医療用レーザー機器メーカーとして35年の実績があり、世界的にも信頼性の高い優秀な企業「Asclepion(エースクレピオン社)」が販売しております。SHR方式と言われる「蓄熱式」の採用により、レーザー脱毛施術での痛みを今までに無いレベルまで低減させました。
脱毛器が製造されているドイツのイエナ市は、カメラ界で知らない人はいない程の有名メーカー「カール・ツァイス社」を中心とした、レーザーなど光学機器産業が盛んな都市です。そのような光学機器製造企業に対し、フリードリヒ・シラー大学が積極的に協力する「産学協同」という独特の体制もあります。家庭用から、医療用、天文学研究用などの光学機器の開発を行っており「オプティカル・バレー」とも呼ばれています。
レーザー脱毛機などの医療用機器は、大量生産されているわけではありません。その中でも美容医療用機器は生産数が多くはありません。
美容外科や美容クリニックは先進国に集中しておりますが、生産台数が少ないため、販売価格は比較的高価になります。このような理由から、この脱毛器を導入している美容クリニックは少数です。