診療案内

薄毛・脱毛症

薄毛について

薄毛はヘアサイクルの危険信号!

髪の毛は一定のサイクルで抜け替わっています。髪の毛がどんどん伸びるのが成長期で、女性の場合は4~6年くらいです。その後、退行期(約2~3週間)、休止期(数ヶ月)を経て抜け落ちます。抜け落ちたところには、また新しい毛髪が生えてきます。この繰り返しが正常であれば、いわゆる「薄毛」とは無縁な状態です。しかし、このヘアサイクルが何らかの原因で崩れてしまうと、毛髪が一時的に少なくなってしまい、「薄毛」の状態になってしまうのです。

ヘアサイクル
この「薄毛」を引き起こす主な原因として、食生活の欧米化、老化、過度なダイエット、間違ったヘアケア、ストレス、牽引(けんいん)性脱毛などが考えられます。

薄毛に悪い5つの習慣

  • ストレスの溜め過ぎ
  • 睡眠不足
  • 食事のバランスの偏り
  • 過激なダイエットによる、栄養不足やホルモンバランスの乱れ
  • タバコの吸い過ぎやアルコールの取り過ぎ

脱毛の種類

びまん性脱毛症

びまん性脱毛症とは、髪全体が薄くなり、特に髪の分け目や頭頂部の皮膚が透けて見えるようになります。様々な要因による、女性に最も多い薄毛症状です。

原因

女性ホルモンの急激な減少、ストレス、ダイエットによる栄養不足など。
※1日に2回以上のシャンプーやリンスのすすぎ残し、乱暴なブラッシングなど、間違ったヘアケアもびまん性脱毛症の原因になります。

分娩後脱毛症

分娩後脱毛症とは、出産後、一時的に抜け毛が多くなる症状です。
ヘアサイクルの成長期が延長され、移行期、成長期に移行しなくなるために起こる現象です。

原因

妊娠後期に女性ホルモンが増加するため、抜け毛が減少します。分娩後、ホルモンバランスが元通りになり、一気に休止期に入ってしまうため、抜け毛が多くなります。通常、半年~1年ほどで自然回復しますが、高齢出産などで体力の回復が遅い場合は自然回復しにくいと言われています。

脂漏性脱毛症

脂漏性脱毛症とは、皮脂の過剰分泌による脱毛症です。頭皮を不潔にしておくことが原因で起こる脱毛症です。

原因

頭には皮脂腺、汗腺が多いため、頭を不潔な状態のままにしておくと、毛母細胞に障害を及ぼし、ヘアサイクルが短縮されます。

粃糠(ひこう)性脱毛症

粃糠性脱毛症とは頭皮の環境が悪く、フケが多量に出る場合になりやすい脱毛症です。生活習慣の悪循環によって引き起こされる症状となります。

原因

原因は様々で、ライフスタイル全般の見直しが必要かもしれません。

牽引(けんいん)性脱毛症

髪の毛の重みやアップヘアでの引っ張られる力で、頭皮の血流が悪くなることで引き起こす脱毛症です。同じ分け目や髪形で、髪をずっと引っ張られることで、部分的に髪が生えてこなくなります。

原因

ポニーテールやアップヘアなど、髪が引っ張られることが主な原因です。

円形脱毛症

ストレスなどによって起こる脱毛症。
円形または楕円形の脱毛が突然発症する脱毛症です。

原因

免疫機能を担うリンパ球の働きの異常によって起きる「自己免疫疾患」と考えられています。発症のきっかけはストレスやアレルギー疾患など、さまざまです。

自分でできる薄毛予防

普段の生活習慣を見直し、日々規則正しいサイクルを保つことで薄毛を予防することができます。 薄毛対策に役立つ過ごし方をご紹介します。

POINT.1 食生活の見直し

食生活の見直し

髪の成長には、栄養バランスの良い食事を取ることが大切です。 髪の原料となるケラチンというタンパク質や、髪の成長を促進させるビタミンやミネラルといった成分も欠かせません。これらは髪の新陳代謝を促進し、頭皮の健康を維持するために必要となります。 髪を守るためには、タンパク質やビタミン、ミネラルなど、栄養バランスの摂れた食事を心がけることが必要です。

POINT.2 十分な睡眠

十分な睡眠

就寝中の髪の毛は、皮膚に十分な血液が流れることによって成長しています。日中に受けた髪や皮膚のダメージは、寝ている間に働く免疫細胞やホルモンによって修復されています。このため、夜更かしをすると毛母細胞の分裂は低下し、髪の成長の妨げとなってしまいます。できるだけ早寝を心がけ、十分な睡眠を取るようにしましょう。

POINT.3 ストレスを溜めない

ストレスを溜めない

過度のストレスを受けることで、自律神経やホルモンバランスを乱して血行不良を起こし、毛根に栄養分を十分運べず、 髪の成長を妨げるだけでなく、抜け毛にも繋がってしまいます。働く女性が増えてきている昨今、人間関係や仕事で、何らかのストレスを感じていると思いますが、ストレスを溜めず、抜け毛を予防していきましょう。

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